第9日目     2002/11/04 (月) 

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 経路    岡田 椿堂 三角寺 JR伊予三島駅−−40km−−石鎚山駅
        前神寺 吉祥寺 宝寿寺 香園寺

 歩き距離 47千歩 32.9km  地図上距離 29km  

 出発 6時半  到着 17時  雪後晴れ  すれ違ったお遍路さん 10人

 宿屋    香園寺  泊まりのお遍路 6人


 

 雪の朝。びしょびしょで、あまり積もらない。舗装の道がよく滑る。

 8時半、番外14番椿堂。お参りし、記帳、数珠玉を受ける。雪は止んで、道も乾き始めた。

 先回、三角寺から椿堂は国道を歩いたので、今回は地図の遍路道と思っていたが、雪が降ったので、今回も、国道を行く事にした。

 三角寺への昇り口は、高速道路と交差する所だったと思ったが、ここで間違えたらとんでも無い所へ行ってしまうと思い、また、地図にも載っていない分岐点なので、ガソリンスタンドと、薬屋さんに飛び込み、親切に教えても貰った。間違いなく、三角寺へ行けた。さすがに、お遍路さんとは、会わなかった。

  10時半過ぎ、65番三角寺到着。お参り。

 境内に、一茶の句碑があった。「是でこそ 登るかいあり 山桜」

  山門を出て、ながい階段を下り、道を左に折れて、三島に向かう。発電所と公園の間を通り、高速道路に沿って、暫く行く。ここは良く覚えていた。

 三島の町の中の遍路道は地図通りには行けなかった。違っている事は判ったが、どの道を歩いているかは判らなかった。それでも、伊予三島駅までは、楽に行けた。

 13時半、JR伊予三島駅から石鎚山駅まで、約40km、気動車に乗る。

 石鎚山駅を降り、少し戻り、旧道に出て前神寺へ。

  14時半、64番前神寺お参り。旧道を行く。
  15時半、63番吉祥寺お参り。車道を行く。道が1車線のためか、よく混んでいた歩きにくかった。
  16時半、62番宝寿寺お参り。
  16時半過ぎ 61番香園寺お参り。

 泊まりは、お遍路仲間6人だけだった。東京の石川さん、長崎の鷹峰さん(女性)、深谷さん3人組、荷物を預かって貰って、横峰寺は往復するとの事。

 

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第10日目     2002/11/05 (火) 

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 経路    香園寺 横峰寺 栄家旅館

 歩き距離 35千歩 24.5km  地図上距離 26.8km  

 出発 6時半  到着 15時半  曇り後晴れ  すれ違ったお遍路さん 12人

 宿屋    栄家旅館  泊まりのお遍路 1人


 

 標高700mの横峰寺に向かう。香園寺を出て、西に向かうが、出た所で、遍路道を外れてしまう。しかし西への道があり、見通しも良いので、その道を行く。今度は、南に曲がる箇所が判らなくなった。怪しい4叉路で、地元の人に聞くが、真っ直ぐ行けと言う。どうもはっきりしない。

 もう少し歩いて、又、道を聞くと、この道でよい。もう少し行き左へ曲がれとの事。お礼を言って、別れ、姿が見えなくなってから、どう見ても行き過ぎと判断して、戻ることにした。(後で、地図を良く確認すると、湯浪を通る道に出る。 地元の人は、湯浪の道を車で行き、後、1時間程歩いて、横峰寺へ行くとの事)

 最初、聞いた場所の4叉路に来て、再度聞く。

 今度は、「歩いて、奥の院を通って横峰寺へ行く道」、と聞く。ここを南に曲がり行けとの事。池の横に出ますかと聞く。出る、と返事してくれる。是で間違いなしと安心して教えて貰ったとおり進む。

 車の行けるこの道を、暫く登ると、池(後で確かめると大谷池だった)あり。遍路道を示すマークもあり。途中で、この道から、東方向に、細い山道 があり、右方向の矢印のある遍路マークもあり。多分、香園寺近くの高鴨神社まで、この山道だろう。

 自分でも、びっくりする程良く覚えている場所も沢山あったが、極めてあやふやな記憶しかない箇所も随分ある。遍路地図は、本当にありがたい。へんろみち保存協力会の皆さん、ほんとうにありがとう、です。

 ミスの反省:間違えたら、戻る事。 歩いて行く道を聞く事。 記憶はあやふやと思え。 間違いは当たり前と思え。

 8時、奥の院到着。お参り。

 遍路マークをしっかり確認しながら、山の道を登る。途中、戻る事もなく、順調に登る。
 11時半、60番横峰寺。お参り。

 納経所で、湯浪道への入り口を確認して、降り始める。

下り道の石仏。
暫く行くと、りっぱな車道に出た。先回もここで休憩した。今回もいっぷく。ここからは舗装道路。

 道路の山側の壁に、お遍路の途中、ここで弘法大師と出会った、感激したと書かれた石碑あり。

 逆打ちは、大師に会える場合が多い、と何回も聞いていた。私は、未だ、出会っていない。信心が足りないのかもしれない。

 丹原の町で、地元の人に捕まり、30分程立ち話をする。昔は、良く遍路に出たとの事。今でも、遍路したいと思っているが、家の人に留められているらしい。 1つ、地元にお返しが出来た。

 

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第11日目     2002/11/06 (水) 

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 経路    栄家旅館 国分寺 仙遊寺 栄福寺 泰山寺 南光坊 H都

 歩き距離 50千歩 35km  地図上距離 30.8km  

 出発 6時半  到着 16時半  晴れ  すれ違ったお遍路さん 15人

 宿屋    H都  泊まりのお遍路 1人


 

 昨夜も、私1人だった。1人でも、いやな顔はせず、よく泊めてもらえる。ありがたい事だ。

 遍路道を行く。 逆回りは、ほとんどの人との、ほんの一瞬の出会いでしかない。土地の人や、宿のおかみさんとは、もちろん、話をするが、お遍路さん同士の抜きつ抜かれつの何回かの再会は楽しかった事を思い出す。そろそろ人恋しくなりつつある。私は、1人では生きて行けないなと思う。

 日切大師堂をお参りして、8時過ぎ、臼井の水に到着。水が湧いていた。句碑あり。

 臼井御来迎の本坊をお参り。
 小休憩し、歩き出す。地元の人とも会わない。誰とも会わない。道安寺お参り。世田薬師はお参り省略。
 10時半過ぎ、59番国分寺到着。元気の良いタオル屋さんが健在。道を教えるから、後寄れとの事。

 手を洗い、お札を納め、賽銭をあげ、般若心経をあげる。天気が久しぶりでよい。元気が出る。記帳して貰う。

 タオル屋さん、良く顔を覚えていて、呼び込んでくれた。 あそこに見えるのが、仙遊寺、だから迷うことはない。鉄道を越えたら、右へ曲がれ、後は一本道。的確な説明ありがとう。

 遍路道に句碑があった。

 「南無大師 木の実に打たれ ありがたし」 みのる。     みのる、誰かな?

 仙遊寺近くの山には、新しい自動車道が出来ていた。遍路道は、横断すれば、又、続いていた。

 先回、夏だった。山門の手前の広場で、裸になり地べたに寝ころんで休んだことを思い出す。その時、途中から一緒になった相棒が居たが、名前と顔が思い出せない。

  12時半過ぎ、58番仙遊寺着。お参り。お寺には遍路さんが沢山いた。車の人達らしい。
 仙遊寺から降りる途中、来島大橋が見えた。

 先回、この橋の開通初日を見落としていて、途方に暮れたことを思い出す。大月町の月山神社を過ぎた昼過ぎ、宿に予約を入れても、みんな満員。昨夜泊まった、土佐清水の宿に電話しても満員。見かねた地元の方が家へ来いと言われ、お世話になった。奥さんが、いやな顔もしないで、世話をしてくれた。本当にありがとうございました。

 池の縁の遍路道を通り、栄福寺へ。

 14時、57番栄福寺お参り。
蒼社川の旧遍路道横断地点、老人ホームも通過。遍路道は間違いなく進む。
  15時56番泰山寺。今治の町の遍路道、所々、一筋、道を違えるが、方向さえ間違えなければ、よいので気が楽だ。
  16時過ぎ、55番南光坊。記帳のお坊様が、謡曲の本を広げていた。話しかけようとしたら、次のお遍路さんが入ってきたので止めた。

 今日は、人恋しい1日だった。

 

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第12日目     2002/11/07 (木) 

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 経路    H都 延命寺 鎌大師 JR伊予北条駅−−8km−−堀江駅 伊予路

 歩き距離 50千歩 35km  地図上距離 29.6km  

 出発 6時半  到着 16時  晴れ  すれ違ったお遍路さん 7人

 宿屋    伊予路  泊まりのお遍路 1人


 

 今治市内の住宅地で、延命寺手前の市墓地への道がどれか判らなかった。2,3度間違え、散歩の人に聞いて、ようやく墓地へたどり着く。

 聞き方がまずかった。1番手前の墓地事務所を聞けば良かった。墓所へ行く道と聞いたので、その人が行く道を教えてくれたのだ。

 広い車道を行っても良かったが、先回は、延命寺からこの墓地へ来るのに迷ったことを思いだし、遍路道を行く気になった、そして迷った。

 墓地にたどり着いてからは、順調に高速道路を潜り、ばっちりと、延命寺裏山の墓地へ来られた。

 8時過ぎ、54番延命寺。お参り。先回、おばあさんに、「歩いて廻っている。感心である。」とほめて貰って、接待して貰った境内でしたが、今日は誰も居なかった。

 先回、道を間違え行けなかった鎌大師へ向かう。21kmあり、車道を歩き出す、もくもくと歩くのみ。大西町に一里塚あり。菊間町に入り、右側道下の青木地蔵、 左に遍照院。

 先回は鎌大師へ行く遍路道へ入り損ない、海岸沿いの車道を通ってしまった。浅海駅を通過して、鎌大師への分岐交差点到着。

 今日久しぶりの山道、舗装はしてあるが、昔からの遍路道。気持ちが落ち着く。

 14時半、鎌大師到着、お参り。

 句のない芭蕉碑、地元と思われる人の句碑があった。
 14世紀建武の中興の頃の13人塚 、があった。

 鎌大師の山を下ると、北条の町に入った。

 JR北条駅から、堀江駅まで、8kmほど鉄道の世話になる。

 

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