7  関 坂下 鈴鹿峠 土山   三重 滋賀

20 km       2009/06/14

東海道へ


 

 JRは、岡崎駅〜関駅、米原駅〜岡崎駅に乗車のつもりで、青空キップ2500円。

 水口駅〜米原駅は近江鉄道のS・Sフリーキップ550円を利用。お金は安く済んだが、帰りは、5時間を要した。

 不便と言うより、のんびり出来て良かった。時間配分も上手に出来て満足。

 9:20 関宿 地蔵堂お参り。

 西の追分 伊賀上野から奈良の大和街道が分岐する。

 10:30 坂下宿への旧道。
 10:50 坂下宿。

 本陣跡など、表示はあるが、建物などは跡形もなし。

 

 11:10 鈴鹿峠への登り口。

 関宿から、ずっと登りで、急坂ではない、1号線から別れ、山道へ。

 片山神社お参り。

 片山神社から、右へ曲がり、峠への登り道。

 片山神社の際に、「鈴鹿流薙刀術発祥之地」の石碑。
 11:20 1号線鈴鹿トンネルの上に峠。

 芭蕉句碑 ほっしんの初(はじめ)にこゆる鈴鹿山  芭蕉

 鈴鹿山浮世をよそに振り捨てていかになりゆく我が身なるらん 西行

 思ふ事なるといふなる鈴鹿山越えてうれしき境とぞきく 村上天皇

 世にふればまたも越えけり鈴鹿山昔の今になるにやあるらむ 斎宮女御

 11:40 鈴鹿峠。

 東は、急坂。西は緩やか。

 「名におう鈴鹿山は8丁27曲がりにして道狭くして険し。清水所々に湧きて雨の日は越えがたかるべし」

 

 峠茶やあり 伊勢と近江の境也 

 平成の石碑あり。

 万人講常夜灯と直下の1号線トンネル。
 12:20 山中千日村常念仏寺あり の今は、十楽寺。
 鈴鹿馬子唄の碑。
 13:20 田村神社。坂上田村麻呂を祭る。
 13:40 土山宿東入り口。

 芭蕉と同時代の大阪の俳人 上島鬼貫(うえしまおにつら)の句碑。

 吹けば吹けを買いたり秋の風

 土山一里塚跡。
 商家。

 土山宿本陣。表札の姓が、土山だった。

 

 二階屋脇本陣。

 仏教哲学者 井上圓了の土山駅先帝行在所即吟の漢詩の石碑。
 13:50  土山宿 伝馬館。
 展示と共に集会所のようだった。

 バスの時間が迫り、素通り。

 バスは、私鉄のバスではない。

 何処まで行っても、250円。

 森鴎外の爺さまは、土山で急死して、ここに、墓があるとのこと。

 鴎外は、墓参りに来たとのこと。

 

 総理大臣をやった、細川さんが、岡崎市細川の小さいお寺に、先祖参りに来ているという。こちらは、あまり有名ではない。

 14:40  近江鉄道の水口駅。
 近江鉄道で、米原まで。

 米原駅で、フリー切符を購入。記念に持ち帰ると言って、貰って帰る。フリーキップは、土日のみ、550円、全線1日乗り放題です。

 時間は掛かったが、のんびりと良い時間を過ごせた。最も、近江鉄道は、ずっと、寝てきた。

 

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