7 栗東 草津

13 km    1995/08/20

東海道へ


 

 石部駅から歩き出す。俵藤太のむかで退治で有名な三上山が右手に、見え出す。

 田の稲が揺れる農村地帯。

  六地蔵の集落には、5,6軒の薬屋が在ったが今は1軒が残っている。

 その和中散本舗跡(江戸時代の売薬の一。季節の変り目にひく風邪や産前産後などに効能がある薬)には、立派な庭があり、元禄始めの建物は重要文化財だそうだ。

 手原にかけて、伊吹のもぐさを売る店も沢山あったそうですが、今はその気配は少しもない。

 六地蔵、小野、手原を行く。

 足利義尚(よしひさ)の鈎(まがり)の陣所ゆかりの地があった。

 室町幕府第9代将軍。義政の子。母は日野富子。近江の六角高頼討伐のための居城。ここで死去との事。

 昔は、鈎里村(まがりむら)、今は、上鈎、下鈎と言う。・・・かみまがりと言うのかな。

 川辺(かわづら)。昔、ここにかわづらの池(近くの灰塚池)があったが、今は、埋め立てられ栗東町の運動場になるようだ。名神高速の向こうに灰塚山がある。古墳らしい。

 目川には一里塚。古い名前の昔の村を行く。

 草津宿。中仙道との分岐点、追分。古い道標が市指定文化財となり、整備されていた。

 高札場もあり。

 

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