64 山辺の御井 山部赤人(山邊赤人)の里   三重

3km       2007/09/11

その他


 

 かねて、尋ねてみたいと思っていた、山部赤人の里を、今日尋ねてきた。車で行った。
 三重県鈴鹿市山辺町。 東海道石薬師宿の近くだ。

 関西線河曲駅の西方。

 駅前の看板にも、「山辺の御井」の絵が描いてあった。

 駅から西へ、300mほど、踏切を北に越えたところに、大井神社がある。

 神社お参り。ここには、何も案内はない。

 偶然、神社の北側に出たら、民家の庭に、石碑があった。

 「山邊之御井」。

 ここから、300mほど西に、「山邊の御井」の看板があったが、近くの人に聞いても、正確な場所は、聞き出せなかった。

 また、山には入る道を分け入ったが、見つからなかった。

 山部赤人の屋敷跡ともいう。

 万葉集1−81 に

 「山辺(やまのへ)の御井(みゐ)を見がてり神風(かむかぜ)の伊勢娘子(いせをとめ)どもあひ見つるかも」 長田王

がある。

 和銅5年(712年)の夏、長田王が、伊勢神宮に派遣された時、山辺の御井(三重県鈴鹿市山辺町か?)で作った歌。長田王は奈良朝の官人。

 

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