3 矢田寺 松尾寺 法輪寺 法起寺 藤ノ木古墳 竜田神社 吉田寺  奈良

15km     2001/06/03

京都奈良


 

  大和郡山駅を降りて、バスを調べる。インターネットで調べた時は、矢田寺近くを通る路線しか、見つけられなかったが、矢田寺行きのバスがあった。

 学生アルバイトの案内係さんが寄ってきて、いろいろ教えてくれた。アジサイの時期で、臨時便が出ているから、じきに1番バスが出るからそれに乗れとの事。この駅で1日、お客さんの案内をするとの事。学校は教育大学で奈良で下宿 、故郷は九州。 私は愛知県から。それにしては早く着きましたね。はい、朝は1番電車で出るので。アジサイは少し早いとの事。女の子。

 矢田寺の手前まで、バスが入り、大きい駐車場が出来ていた。矢田寺は丘の上、山の中腹にあり、両側にお店のある参道を少し歩き到着。

 本堂は建替え中。仮本堂をお参りして、アジサイを見て回る。やはり少し早い。

 松尾寺への山道を尋ねると、この道を行けとのこと。矢田峠を越える道。地図なしで行くことにする。少し行くと歩く人は無くなってしまった。地図なしは、少し不安。それでも時々、下に平地が見えるので、太陽を頼りに歩く。 何人かの人とすれ違い、1時間ほど歩くと、下のほうから松尾寺の参拝者の声が聞こえだした。
 松尾寺をお参り。山道が予想以上に時間を使ったので、バラ園は 止めた。
 法綸寺への道の標識を信頼して、山 道を降りる。ゴルフ場の横を通り、平地へ出た。この道も歩きでがあった。3重塔のある落ち着いたお寺さんである。お参りして、法綸寺の裏の聖徳太子が掘ったという「三井」を見る。 斑鳩は、当時も田舎だったと思われるが、聖徳太子は、ここを離れなかった理由があるのだろうと思う。もっとも、ここは大阪方面に出る重要な要衝だった。
 舗装道路を法起寺へ向かう。大分、疲れた。予定になかった山道を歩いて、疲れたかな。昼食にする。

 法起寺を参拝。ここも3重塔がきれい。こちらは1300年程経っている、古い建物との事。

 法隆寺に向かって歩く。夢殿、5重塔を横に見て、藤の木古墳へ向かう。法隆寺付近の 雑踏が瞬く間に無くなり、長閑な田圃に出た。農家のご主人に場所を尋ねる。すぐ裏の小高い丘が古墳だった。地元のおじさん(おじいさん?)たちの自転車ツアーと世間話。個人所有の古墳だったので、面倒見が悪かったとのこと。今は、少し整備され、説明の看板などがあった。

 この近くまで宅地開発され、新興住宅地となっている。

 龍田神社をお参り。紅葉の龍田神社です。旧道沿いの昔からの集落の中にあった。ここは能の金剛流の出た土地です。法隆寺に属していた 能の一座だった。
 ぽっくり往生の寺、吉田寺(きちでんじ)をお参り。
 紅葉の有名な竜田川を渡り、王寺の駅に向かう。関西線で奈良に出て、うちに向かう事にした。

 今日、万歩計は15kmだったが、大変疲れた。

 

以    上        TOPへ戻る