2 群馬 埼玉  碓氷峠眼鏡橋 白糸の滝 浅間山 鬼押出 静御前墓 岩神の飛石 養行寺 赤城山 東雲寺 聖天堂 実盛館跡

1997/12/28〜1997/12/30 作成 2003/08/02

その他


 

 JR横川駅の「峠の釜飯」を食いに行った。新幹線が出来、信越本線もこの駅が終点となった。寂れているかと思ったが、元気でやっていた。碓氷峠は旧国道を廃線となった鉄道沿いに軽井沢に向かった。

 めがね橋と高速道路下の送電線(めずらしいもの。送電線は通常、人の生活する場の上部に設ける)を撮る。

 軽井沢から、有料道路を北上、白糸の滝を見る。富士の白糸の滝に比べて、ずっと小さいが、岩に横に平らな水の道があって、そこから水が出ている感じ、箱庭のような風景であった。
 浅間山が雪を被り、道路は浅間山の噴出した溶岩の原を通っている。鬼押出を散歩、今は、目を見張る景色の、この溶岩流の中に、何人の人、動物が埋まっているかなどと考えた。

 有料道路があり、草津まで快適に飛ばす。草津温泉に泊まる。

 12月29日、前橋市の岩神稲荷神社(観民(かんみん)稲荷)お参り。「岩神の飛石」がある。周囲60m、高さ10m地下に数mの巨岩だ。赤褐色の火山岩。10万年ほど前に、赤城山の半分が無くなるほどの山崩れで、流れ出た。又、2万年前には、浅間山でも山崩れがあり、「前橋泥流」となづけられている地層がある。利根川の洪水などもあり今の場所にあるとの事。

 ここに、奥州に逃げた義経を追ってきた静御前が持っていた鏡が神鏡として祀られているそうだ。神社の裏に墓もあるとの事だが、確認できなかった。

 前橋市の養行寺お参り。ここに静御前の五輪塔がある。
 赤城山に登る。上州国定村無宿 忠治郎の石碑があった。伊香保温泉に泊まる。
 12月30日、深谷市東雲寺お参り。曹洞宗のお寺で、新開次郎忠氏(しんかいじろうただうじ)の墓がある。謡曲「七騎落」の1人、頼朝の家来だ。「御供の人数を見渡せば、まづ一番には田代殿さて二番には新開の次郎・・・」とある。
 妻沼(めぬま)町の聖天山歓喜院(しょうてんざんかんぎいん)お参り。信仰深い斎藤実盛が歓喜天を祀った聖天宮を作ったが、その後、発展したお寺さん。

 実盛は、長井庄(ながいのしょう)の庄司で、頼朝の父義朝に従ったが、その後、平氏に付き、別当として長井庄を収め農民にも慕われたが、最後は、加賀の篠原で、木曽義仲との戦いで、戦死する。なお、実盛は、幼い義仲を匿い、木曽の中原兼遠に預けた人だ。

 長井庄は妻沼町辺りの荘園、平氏が勝って、平宗盛の荘園となる。実盛はその荘園の別当になった。

 妻沼町の斎藤別当実盛館跡を尋ね た。
 

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