105 市民公開講座 第88回分子科学フォーラム 「益川流・フラフラのすすめ 益川敏英」    愛知

2km       2011/01/14

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 自然科学研究機構分子科学研究所の年6回開催する市民公開講座 があり、聞きに行ってきました。

 会場は、中高校生、一般の人で、一杯でした。

 岡崎市民会館 1月14日 16時45分〜18時30分

 話は、高校生向けのように感じました。

・フラフラとは、

 いろんなことに好奇心を燃やして、自分が本当に好きなものは何なのかをフラフラと探せ、と言うことらしい。

 フラウラではなく、・・・・でしたが(何とかと言って見えましたが忘れました)、本屋に言われてフラフラに替えた、という。

 あこがれ 恋い焦がれ ドンキホーテ ・・・・・・

 「自由なれどのりを越えず」と言っていました。誰が言ったかわからん、知っていたら教えてくれとのことでした。

 心の欲する所に従えども矩を踰えず とは違いますね。

・科学は複雑化

 科学には、基礎が必要

 わからないことがあったら自分で調べ、自分の頭で考える。

 20年、30年先を見通せるだけの視野の広さと、多様に変化していく社会に対応できる基礎的な知識を身につけること。

・科学と戦争

 科学を市民の考え方の中に。皆さんが、科学者を自分たちの中に引き込めと言うように聞こえました。

 科学者は、科学的究明にまっしぐら。ベトナム戦争で、アメリカ軍の兵士が、ベトコンという敵の人数確認に、左の耳たぶを欠いて持ってこさせた。このやり方を提案したのは、科学者達だったという。

・エジソンと電力事業

 エジソンは、直流の電気で事業を始めたが、交流の電気に負けた。今は、直流の方が良くなっているかも知れないが。

・科学と外国語

 自分は英語は苦手。ノーベル賞の講演は、日本語でした。出来るに越したことはないが、出来なくてもやれる。

・今後の科学

 20世紀は物理。21世紀は、生き物。

 科学は、複雑系の科学になっていく。科学が見向きもしなかった分野に科学が入り込む。複雑系の人間、生きものが対象となる。

 素粒子、宇宙も複雑系。気候、温暖化、地球も複雑系。

 一般の人の理解を超える。騙されやすくなる。

 少しだけ理屈ぼったくなること。証拠のない話は信頼するな。証拠があるだろうと勝手に解釈するな。理屈が合っているか考える。別の考えがあるか考える。など、自分で考えることが必要。

 以上、先生の話と私の今の考えを併せ書いてみた。私の考えはいい加減なれど、間違いはいつでも修正します。

 おもしろく、聞いてきました。ありがとうございました。

 

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