34 島原・角屋 上賀茂神社曲水宴 京都 11km 2009/04/12
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上賀茂神社の曲水宴に、何人か出かける予定をしていたが、都合で行けなくなった。一人で身軽になり、丹波口で降り、島原の角屋へ寄ることにした。7時、JR岡崎駅出発。在来線を使う。 |
10:10 島原の角屋。
島原が出来た頃は、田んぼの真ん中だったという。 島原は花街(かがい)として発展した。花街とは、歌舞音曲を伴う遊宴の町。遊郭ではなかったという。
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通りからの玄関。 |
中の玄関。
柱に刀傷。 |
角屋は揚屋。
揚屋とは、今の料亭。 部屋は、大部屋で、正面に立派な庭があった。 新撰組の芹沢鴨が、よく通ったという。 |
庭の奥には、茶屋が3つ。 |
立派な台所。 |
中庭。 |
維新の石標。
「長州藩藩士 久坂玄瑞(くさか げんずい)の密議の角屋」 |
東鴻臚館(ひがしこうろかん)跡。
鴻臚館は平安時代に渤海国(ぼっかいこく)の使節を歓待するための施設だったそうです。 |
島原西門跡。
西門は昭和52年まであったという。 |
11:00 JR丹波口駅。
鉄道の両側が中央卸売市場。 JR二条駅から地下鉄、バスを乗り継いで、上賀茂神社へ。 食事を含めて、1時間半。 |
12:30 上賀茂神社。
一の鳥居。 しだれ桜。満開。 |
13:00 渉渓宴にて曲水宴。
斎王代(さいおうだい) 平成20年葵祭奉仕 村田紫帆さん 公募ではないそうだ。 斎王代:斎王の代わり。斎王は、皇位継承などでの争いに、天皇が娘を神に捧げたもの。伊勢神宮と賀茂神社に奉仕した。 |
歌の先生。
冷泉為弘 米田律子 岡野弘彦 河野裕子 永田和宏 各氏 |
斎王代 今日の歌題「若柳」を披露。 |
歌人一觴一詠。歌人は歌題を詠む。上流から流れる来る羽觴の盃で酒を飲む。 |
羽觴(うしょう)を曲流に浮かぶ。
唐の李白の詩文に“羽觴を飛ばして月に酔う”とある。 羽は鳥の羽根、觴は盃の意味。羽根を重ね、その上に盃をのせて流したように考えられる。 |
披講(和歌朗詠) 冷泉家時雨亭文庫の方々。 |
14:20 細殿と立砂。 |
境内の中を北から南に流れる小川が「奈良(楢)の小川」。 |
14:30 社家の通り。 |
社家の西村家の別邸。
公開していたが、入らず。 |
漬け物屋 すぐき漬けの「なり田」。 |
16:30 京都駅。
上賀茂神社からバスに乗った。1時間。 いつも通り、在来線にて帰る。今日は、ラーメンは止めた。万歩計10k歩。 |
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