13 静岡 蓬莱橋 御前崎 法多山 小國神社 森の石松墓 秋葉神社 梅ヶ島温泉

1994/07/03 作成 2003/06/20

その他


 

 大井川は、南アルプスの赤石山脈の3,000m級の山々に源流をもち、大小の支流を合わせながら、160km余を流れ、駿河湾へ。大井川の名は「日本書紀」に見られ、江戸時代には全国的に有名になった。湧水のことを「井」、用水路や流れのことを「井水」、と呼ぶことから大井川は「偉大な水」、「大きな水の流れ」という意味を持つ。

 島田の蓬莱橋は、明治12年に大井川に架けられた橋で、木造の橋では日本一の長さ。橋の長さ 897m、橋の幅27m。

 全国唯一の木造賃取り橋としても有名。大人100円。夜間は通れない。自転車はよいが、原付はだめ。

 「仰ぎ見る銀河に想うは古里の大井の川の揺れる木橋」

 

 御前崎は、太平洋に突き出た岬で270度海である。まだ、確認したことはないが、 地球の丸みが判るそうだ。東海大地震でいつも話題になる岬。少しずつ沈んでいるそうだ。地震が起こると、浮き上がるんだそうだ。
 法多山お参り。袋井の南東の小高い丘陵に立つ法多山尊永寺は、「はったさん」と呼ばれ、神亀2年(725年)、聖武天皇の勅命により高僧行基上人が、正観世音菩薩を安置したのが始まりと言う。本尊は浅草観音とともに由緒ある厄除観音として知られています。本堂は鎌倉様式を現代建築で力強く再現した独特の風格がある。仁王門(国指定重文)は、桃山時代の様式を伝えいる。
 1996.8.18 遠州森町の小國神社、森の石松墓を見てきた。
 遠州一宮の小國(おぐに)神社をお参り。大国主命が神様だ。花菖蒲で有名。
 大洞院(だいとういん)お参り。曹洞宗のお寺。森の石松の墓がある。賭け事、商売に御利益がある事から、お墓が削られ何回も作り直しているそうだ。
1996.11.2 遠州秋葉神社をお参りする。
 秋葉山は山全体が火の神の御神体。明石山脈の南端に位置し、全国秋葉山の本山して県内外から多くの参拝客を集めている。
1997.8.24 静岡市の梅ヶ島温泉を尋ねる。
 静岡市内から安倍川を50km上流に遡ると、梅ヶ島温泉だ。川を渡ると公衆浴場がある。単純硫黄泉で肌がぬるぬるする。 

 ここから、富士山がよく見える安倍峠に向かう。峠の手前に「鯉ヶ滝」があり、その名の由来が書かれた看板があった。「恋仇」と括弧書きしてあった。

 安倍峠は、見通しがきかず、富士山は確認出来なかった。標高1416m。峠を越えれば、山梨県だ。道は悪いが、不安はない。冬は交通止めとの事。身延町に降りる。

  途中、身延町大城川の糸魚川静岡構造線の断層面の露頭を見る。フォッサマグマ(大地溝帯 日本列島がこの辺りで折れ曲がっているが、折れる時、陥没した所を地溝帯と言う)の西端。
 

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