41 JR大阪駅 阪神尼崎駅 あましんアルカイックホール・オクト    兵庫

6km       2018/05/03

その他


 第31回言論の自由を考える5・3集会「異論も届けたい ポスト平成のメディア」に出かけた。今年は、三ノ宮の朝日ホールが閉鎖されたので、あましんアルカイックホール・オクトに変わった。

 宇野常寛 たかまつなな 近藤康太郎 古田大輔 等の討論会です。
 JR大阪駅南口。

 何十年ぶりの南口、通過しても降りた事がありませんでした。
 10:00 阪神尼崎駅。

 大阪の歩き友達と落ち合い、昼食をした。
 あましんアルカイックホール・オクト 右の高いビルは、ホテル、その裏の小さい建物です。

 600人収容できるホールでした。
 13:00 討論会、始まる。

 個人が自由に発信できるインターネットの出現で多様化したこの30年の言論空間を振り返り、メディアの将来像を探った、と言う事のようでした。

 若者は、少なかったが、少し若返った感じがした。壇上のパネリストらも、若返った。堀江貴文らの次の連中ららしい。たかまつななは、24歳。

 宇野常寛氏は、既存のメディアに、相当不満があるらしく、出席の新聞社記者らに、厳しい言葉を浴びせ、記者らも反撃あり、が、途中で辞めた。
気持ちは分かったが、「異論も届けたい」という今日の題目からすると、ちょっと気になった、まだ、大丈夫。

 宇野常寛氏 「異論があっても否定形で伝えない方がいい」と発言。単純な政権批判ばかりではなく、問題の解決策提案に重きを置くべきだとした。

 たかまつなな氏 笑いを交えて高校生に政治を分かりやすく伝える出張授業をやっている、と言う。
出演者が互いの主張を繰り返すだけ議論にもなっていない、とメディアの姿勢に注文。
笑いには敷居を下げる効果がある。笑いをうまく使うことも大事、と。

 近藤康太郎氏 意見や主張が食い違う相手とも信頼関係を築くためには「『相手を変えたい』ではなく、まず自分が変わることだ、と。レイヤ、と言う、判りそうで判らない言葉を、よく使った。

 古田大輔氏 「平成」のメディアはインターネットの登場により、誰もが言論空間に参加できるようになったが、分断が先鋭化した、と指摘。

 私は、こういう難しい話は、そろそろ付いていけなくなっているらしい、と感じました。若い人達が、新聞を読まなくなったらしい。そして、勇ましい権力者に就いてくのが多いらしい。選挙権の年齢を下げるのも納得できる。

 妻子を安心して養う事が出来なければ、食わせる事で一杯で、異論も届けたい、と言う気にはなれない。今、そう言う世に変わりつつあると感じた。

 まずは、今の権力者を変える事から、始めるべき、と思った。
 行きは、空いているこだまで、帰りは、のぞみの自由席で。帰宅21時。

 お盆と正月、五月連休は、JRの割安切符はありません。

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