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    言論の自由を考える5・3集会  対話がきこえない 「つながる」社会のなかで

29km       2013/05/03〜2013/05/05

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 今年も「言論の自由を考える5・3集会」に出掛けた。早く着いたので、元町で下りて中華街、港を歩いてきた。
 5/3 10:40 元町駅。初めて降りた。
 元町1番街
 10:50 中華街。
 国道2号線。
 11:10 神戸ポートタワー。
 登った。

 ポートタワーからの見晴らし。
 神戸海洋博物館とカワサキワールド。

 急ぎ足で一回り。
 メリケンパーク。

 天皇の歌碑あり。

 昭和32年歌会始お題「ともしび」の歌という。

 港まつり光りかかやく夜の船にこたえてわれもともしびをふる
 12:20 神戸朝日ホール。

 
第26回言論の自由を考える5・3集会の会場。
 第26回言論の自由を考える5・3集会 「対話が聞こえない 「つながる」社会の中で」

 1987年、朝日新聞阪神支局襲撃事件を機に始まった「言論の自由を考える5・3集会」が3日、神戸市中央区の神戸朝日ホールであり、参加。500人のホール、満杯でした。 20代の若者もおり安心した。

 東京・新大久保、大阪・鶴橋で、声高にすさまじい言葉で排斥を叫ぶ人達が居るようです。これらに対し、どう対処すべきかいろいろ検討した。さすがに法律で規制しようという意見は出なかった。

 排斥を叫ぶ人達の中に入り込み、じっくりと話し合っているパネリストがいた。

 津田大介、安田浩一 両氏を知った。(文章にするまで、時間が掛かってしまい、細かい内容を忘れてしまいました。あしからず。)

    
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 18:00 神戸駅に、東海道本線589.340m、山陽本線0.0m の表示杭あり。

 神戸市内に宿が取れなく、赤穂に。土日はスキスキと思ったのが失敗。
  19:30 赤穂駅前のビジネスホテルに。学生等若者達が多かった。
 5/4 8:50 播州赤穂駅。

 駅前に大石内蔵助の銅像。

 歩いて回ることに。
 9:10 息継ぎ井戸。菅野三平ら、江戸から早かごで駆けつけた際、ここで一息ついたという。
 花岳寺お参り。

 淺野家の菩提寺。
 9:20 赤穂城址。外堀。
 城内に大石内蔵助の屋敷。
 9:30 大石神社お参り。
 門前と境内に内蔵助の像。
 内堀。

 二の丸門跡。
 9:50 本丸跡と庭園。
 海岸は埋め立てられ、工業地帯。遠望。
 赤穂市立歴史博物館。

 赤穂城の米倉跡に建てられた白壁の土蔵風な建物。おしゃれ。
 10:30 お城通り。メイン通りで電柱なし。

 駅に戻り、姫路駅に向かう。

 運賃表を見たら、岡山は直ぐそこ。
 11:50 JR姫路駅と山陽電鉄山陽姫路駅。

 2009年の観音参りの時は工事中だった。今は姫路城が工事中。
 12:50 書写山ロープウェイの山麓駅と山上駅。
 山上駅の近くに石碑あり 書写山と和泉式部とあり。

 句碑 曼珠沙華幼き記憶みな持てり 五十嵐播水
 参道から姫路方面の展望。
 仁王門。
 湯屋橋。
 石造笠塔婆と弁慶のお手玉石。
 13:30 摩尼殿 本堂です。

 お参り。
 本堂の内部。湯屋橋を見る。
 句碑あり。判読出来ず。
 奥の院への道。
 足のきれいな人でした。
 14:00 右より、大講堂 食堂(じきどう) 常行堂(じょうぎょどう)。

 三堂とも、新緑まつりで公開中。
 大講堂 本尊 釈迦如来と両脇侍の文殊菩薩、普賢菩薩。

 お参り。
 食堂。

 
 食堂の2階。

 食堂から常行堂を見る。
 常行堂本尊 阿弥陀如来坐像。お参り。

 常行堂から大講堂を見る。
 弁慶の鏡井戸。

 弁慶少年時代、書写山にいたという。
 14:20 奥の院の開山堂。左は拝殿。お参り。

 護法堂 工事中。

 不動堂。 お参り。
 開山堂の内部。

 圓教寺開祖、性空(しょうくう)上人の座像あり。
 奥の院開山堂の奥庭に和泉式部歌塚、などの石碑。
 和泉式部歌塚。

 和泉式部は性空上人に教えを請うため圓教寺を訪れたが、上人は居留守をつかう。和泉式部は「暗きより暗き道にぞ入りぬべきはるかに照らせ山の端の月」と詠んで立ち去ろうとしたが、性空上人はこれを聞き、「日は入りて月まだ出ぬたそがれに掲げて照らす法の灯」と詠んで一行を呼び戻したという。

 鎌倉時代の年月日が刻まれているという。
 開山堂の左、拝殿に作り物あり。

 寝入った弁慶が悪戯され、暴れまくったという。

 右は、明日行く予定の室津にて、夢のお告げに従って遊女に会うと、遊女は上人が拝したいと願う普賢菩薩に変身して白象に乗って昇天したという
 お堂の木材の組み合わせ模型。釘は使っていない。

 2009年は、開山堂が工事中。そのため、和泉式部歌塚は見なかった。
 14:50 白秋の門下生でこの地方出身の初井しづ枝の歌碑。

 渓流のたぎちに低く迫り咲く赤き椿は水に散るべし しづ枝

 右:南無地蔵大菩薩。たくさんの小さな地蔵あり。
 18:30 姫路に戻り泊まる。

 釜飯の夕食。ホテルの食堂にて。
 5/5 7:50 山陽網干駅とその付近。

 室津への交通機関は、ここからのバスのみ。

 8:20発 次は11:42。客は2人、室津行きは我のみ。
 8:40 室津着。合併で、たつの市御津町室津。

 明治までの、重要な港町。西国にはここから船に乗ったという。ほとんどの大名の参勤交代に使ったという。

 遊女の発祥の地という。

  室の明神と能

 能「室君」 室の遊女の話。土地の遊女たちを船に乗せて囃子物をしながら神前にて神事を行うと、室の明神の韋提希夫人(いだいけぶにん)が出てきて舞を舞い明け方に雲に乗って昇天するという。

 遊女で有名な室津で、遊女が明神の祭礼に奉仕し、船に棹さしながら舟歌を歌ったことは、歌謡的にも謡曲の良き題材であったと思われるが、作者は不明です。

 能にも。「棹の歌(さおのうた)」という言葉が出てくる。

能「賀茂」 京都賀茂神社の話しだが、ワキは室の明神の神官。
 細い道の両側に家並び建つ。
 「お夏清十郎」の清十郎の生家があったという。今は石碑のみ。
 姫路藩御茶屋跡(白のコンクリートの家)。
 本陣 薩摩屋跡。

 ここを左に入る道に、明神道の表示あり。曲がれば直ぐ、室の明神。
 9:00 室の明神 賀茂神社。

 お参り。
 表門。

 表門は四脚門といい、龍の彫刻で有名で、 両側の上段にある龍の足が馬のひづめで、「馬足の龍」と呼ばれている。
 境内。
 謡曲の奉納看板、沢山あり。
 ソテツの群生。
 法然上人の説法で得度したという、遊女友君の塚。
 法然上人が、地元人のために、貝で掘ったという淡水の井戸。

 目の前は波打ち際。山からの地下水の勢いが強いと思われる。
 9:30 辛荷(唐荷)島(からにしま)の見える岬。

 万葉歌碑あり。
 山部赤人の歌碑。

 玉藻苅 辛荷乃嶋尓 嶋廻為流 水烏二四毛有哉 家不念有六

 玉藻刈る辛荷の島に島廻する鵜にしもあれや家思はざらむ
  室津の和歌、俳諧 赤人以外の作。

 室の浦の湍門の崎なる鳴島の磯越す波に濡れにけるかも 読人不知  万葉集

 友誘ふ室の泊りの朝嵐に声を帆にあげて出づる舟人 大江茂重  新拾遺集

 松にまじり若竹生ふる辛荷島あまり眼近み忘れて見てゐつ 植松寿樹  龍野駅を下りて夜中の山道を歩き辛荷島を見に来た。朝、賀茂神社から詠んだ歌。

 梅咲いて帯び買ふ室の遊女かな 蕪村

 朝霧や室の揚屋の納豆汁 蕪村  四国へ渡る途中、室津に立ち寄る。
 
 湊口御番所跡と室津港の入口付近。
 本陣 一つ屋跡。

 室津には六軒の本陣があったという。
 10:40 室津民俗館。

 2階から外を見る。
 豪商「魚屋」建物の保存が目的だが、民俗関連の資料を展示。

 一階座敷と室明神神事棹歌(さをうた)之遊女行列図 酒井抱一作

 棹の歌:船頭などが舟に棹さしながらうたう歌を棹歌という。古い歌謡「棹の歌」あり。
 2階座敷と室君 松岡映丘作。

 井原西鶴 作品で室津を扱っている。好色一代男 好色五人女 懐硯 好色盛衰記 新可笑記 一目玉鋒。

谷ア潤一郎 乱菊物語も室津を。
 定置網伝馬船の1/2模型。最後の木造無動力の和船という。

 裏の庭。 
 11:00 室津海駅(かいえき)館。

 豪商「嶋屋」の建物。海の宿駅としての廻船、参勤交代、オランダ商人などの江戸参府、朝鮮通信使などの歴史展示。
 仕切状。

 下の写真 大名の食事など。
 朝鮮通信使の行列人形。
 2階座敷の間。
 室津の回船問屋の活動は北海道まで及んでいた。

 羽鰊(はにしん) 鰊の頭と骨を干したもの。肥料にした。

 身欠き鰊。今でも、にしんそばなどにのっている。
 12:00 室津港と室賀茂神社のある山。

 水深のある港。

 山に囲まれた静かな港。それで室というのかな。
 鷺がいた。
 12:30 室津バス停。

 姫路に戻り、新幹線には乗らず、まっすぐに家に帰った。

 途中、米原駅で乗り換え1回のみ。
 

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