1 岐阜 根尾村能郷の能狂言 淡墨桜

1990/04/13、1991/04/13 作成 2003/05/07

能舞台の名所・旧跡へ  舞台美術館の鑑賞


 

 岐阜県根尾村能郷の、国の重要無形民俗文化財にも指定された能・狂言。能郷の猿楽衆に世襲制で伝えられ、毎年4月13日、能郷白山神社の例祭で奉納される。

 根尾の樽見駅までは、樽見鉄道があるが、その先、能郷白山の入り口の能郷までは、村営のバスしかない。

 白山神社には、移動式の能舞台があり、当日、見やすい位置に舞台を出し、演ずる。

 会長さんと話が出来ましたが、お名前は聞き損ねた。

 謡は、観世流の謡本とほとんど同じとの事。元々は口伝で書いた物はないとの事でした。今は、観世流の謡本を用意しているとの事でした。

 謡は、すべて地。演者の所作は大きくない。舞台が狭いせいかもしれない。一曲の時間は、うんと短い。

 1990/04/13 13:00 〜 15:30  演目

   能   露払 翁 三番叟

   狂言 餅酒

   能   難波

   狂言 恵比寿毘沙門

 

   能   田村 羅生門

 1991/04/13 13:00 〜 15:00  演目

   能   露払 翁 三番叟

   狂言 松・いずり葉

   能   難波

   狂言 二人大名

 

   能   八島 羅生門

 1991年は、帰りに、 淡墨桜を見てきた。花より幹が凄かった。

 1994年にも出かけた。この時は、帰りのバスまで、2時間ほど待つ事となったが、岐阜のご婦人と2人が取り残された。暫く話などしていたが、地元のトラックが乗っていけとの事で、2人とも乗り込んだ。能狂言の話をしながら、樽見の駅まで運んで貰った。ご婦人とは、駅で別れた。
 

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