13 西大寺 秋篠寺 法華寺 不退寺 2000/07/02
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いつもの1番電車、ひかり175で出発。9時過ぎには、西大寺着。久しぶりの西大寺。百萬が子を見失った所と言う、西大寺の柳を見て、本堂へ。
善財童子の写真を持っている。が、どこのお寺さんにおわしたか、すっかり判らなくなっていた。今日、再発見。この本堂におわした。 愛染堂を拝見。始めてである。仏さんをお参りし、大きな抹茶茶碗を拝見。 菩提樹の木に実が実っていた。この実も始めて見た。四王堂も始めて。怖い顔の仏さんお参り。 ゆっくり歩くつもりでのお寺さん参りでは、目もいつもと違うところを見るようだ。ますます、歩いてお寺参りをしたくなる。 秋篠寺へ向かう。南門から入る。この南門も始めて。 |
あきしののみてらをいでてかえりみるいこまがたけにひはおちむとす 会津八一
諸々のみ佛の中の技芸天何のえにしぞわれを見たもふ 川田順 それと読む事の出来ない吉野秀雄の歌碑があった。(パンフレットから あまりじしなきししおきのたをやかにみももみこしもただうつつなし) これら歌碑も始めて。 本堂は、いつもの本堂だった。仏さんをお参り。団体さんで混んでいたが、汗を乾かしている間に数人の参拝者だけとなる。仏さんを囲っていた柵がない。技芸天の斜め下を向いた顔を真正面から拝見できた。写真にある横顔よりも、実にふくよかな頬を持ったきれいな仏さんだった。この確認も始めて。 技芸天、帝釈天は対の仏さんと確認。頭に残る朱の色の調子が同じだった。これも今日の発見。 天皇陵の間の細道を行く。孫を連れたおじいさんに会う。何気なく散歩しているのだろうけれども、うらやましい環境だ。3、4才のこの子はきっと良い人になるだろうと思った。 平城京跡を行く。電車の向こうに復元された朱雀門が見える。食堂無し、昼食を食べ損なう。 法華寺の国宝11面観音像は、扉を閉めてあり拝見できなかった。10月ご開帳のようです。 |
横笛堂があった。平家物語の雑仕横笛がこの寺に入って、住んだ古跡とのことです。高野山の麓の天野の村に、横笛の塚、立派な作ったばかりのお墓があった。平安時代にも、人それぞれが考えて、いろいろな生活をした。今の人と何ら変わるところがない。などと思う。
2時、ようやく昼飯にありつけた。 |
不退寺、傾いた庫裏で、拝観券を求める。副住職が本堂に案内してくれて、いろいろ話をしてくれた。在原業平の自作の観音像をご本尊として、建立したお寺さんとのことです。耳もとでリボンを結んだ様な変わった形の観音さん。古いお寺さん。
東方降三世、南方軍茶利夜叉、西方大威徳、北方金剛夜叉明王、中央大聖不動明王の索にかけて、の五大明王が、しっかりとおわした。 |
花のお寺さんとのこと。今日は蓮が咲いてた。写真を撮った。
東大寺の転害門まで、かっての一条大路、佐保路を歩くつもりであったが、暑さに参ってしまい、新大宮の駅に向かった。 |
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