19 山梨 身延山久遠寺 七面山 波木井の円実寺 糸魚川静岡構造線露頭

1996/08/18

能舞台の名所・旧跡へ


 

 日蓮宗の本山、身延山久遠(くおん)寺をお参り。日蓮が晩年の九年間草庵を結んだ場所だ。大伽藍が威容を保ち緑の中に居並んでいる。「身延」と言う言葉が謡曲「身延」、「梅枝」、「現在七面」に出てくる。「身延」、「現在七面」は身延山(日蓮宗)そのものである。
 山門から菩提梯を登る。どういう訳か本堂の写真がない。
 晩年、日蓮は、南部六郎実長(さねなが)の招きに応じて、身延山に入った。南部実長の銅像があった。
 日蓮の像を祀る祖師堂をお参り。
 早川町の七面山(しちめんさん)登り口まで行く。山上には敬慎院があり、宿泊出来る。1泊2日で登ろう。
 身延町波木井(はきりい)の円実寺お参り。信玄 が出る前の時代の地頭、南部六郎実長(波木井六郎実長)が住んだ所。

 謡曲「現在七面」に「さて又白波波木井の河風に波の立居もおのづから・・・」とある。白波、波木井は身延の土地の名。

 身延町大城川の糸魚川静岡構造線の断層面の露頭を見る。フォッサマグマ(大地溝帯 日本列島がこの辺りで折れ曲がっているが、折れる時、陥没した所を地溝帯と言う)の西端。
 

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