7 初瀬 古河野辺 二本杉 佐野のわたり 天香具山 今井町 橿原神宮 久米寺

1994/09/10 作成 2003/06/22

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 長谷寺お参り。謡曲で、初瀬の名でよく出てくる。又、泊瀬、長谷、隠り口(こもりく)と言う名も出てくる。
 謡曲「玉鬘」に「二本(ふたもと)の杉の立所(たちど)を尋ね ずは古川野辺に君をみましや」の歌が出てくる。勿論源氏物語にも出ている、母の夕顔の侍女が玉鬘に再会した時の歌。二本の杉、古川野辺は長谷寺のこと。
 「紀貫之故郷梅」がある。「人はいさ心もしらずふるさとは花ぞ昔のかににほひける」 。宿の主の返歌「花だにも同じ心にさくものを植えたる人の心知らなむ」と巧みに答えたそうだ。
 同じ境内に藤原俊成と定家の墓がある。
 謡曲「鉢木」に「駒とめて袖打ち払う蔭もなし佐野のわたりの雪の夕暮れ、かように詠みしは大和路や三輪が崎なる佐野のわたり」とある。 それらしい地名はないが、新佐野渡橋があった。
 天香山神社お参り。柿本人麻呂の歌碑があった。 「ひさかたの 天の香具山 この夕 霞たなびく 春たつらしも」

、香具山に登る。標高152m、実際の登りは100mほど、直ぐに頂上。小さな祠があった。

 頂上にも、万葉歌碑があった。どの歌だったか忘れた。別の道を降りたら、天岩戸神社があり、お参りした。
 近鉄八木駅近くの今井町を訪ねる。称念寺の寺内町として発展し、今も古い町並みが残っている。
 橿原神宮お参り。
 久米寺お参り。
 

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