7 鵜沼 太田 伏見  岐阜

25km   1996/09/16

中山道へ


 

 鵜沼を抜けると、国道を外れ、宅地開発された住宅地を過ぎて、山の道に入る。公園野中を歩く。

 うとう峠である。道が綺麗になっている。途中、うとう坂の一里塚あり。ここを過ぎると、草ぼうぼうの道となるが、足下だけは道と判るため、かまわず突進する。突然、鉄道に出た。高山線のレールを跨ぎ、国道に出た。両側の山が迫った、川幅の狭くなった木曽川に出た。

 鵜沼からは一本道で、歩けばここまで来られる。逆は、旧中山道入口の標示もなし、道と判断も出来ない、鉄道横断も道になっていないので、地元の人で中山道を知っている人以外は、この道に入ることは、ほとんど不可能と思う。

 (ずっと後の事ですが、和田峠で出会った京都に向かう人に、このことを教えて差し上げた。ここを見過ごすと、国道を通り大回りして、鵜沼にはいることになる。)

 木曽川は、日本ラインと言われている所。岩がごろごろしていて、多分、水の流れは速そうだが、船下りから見たら、景色の良い所だろうと思う。
 太田宿。今の美濃加茂市である。中山道は、国道、高山線と少し離れているので、静かな雰囲気。脇本陣、本陣跡のみあった。
 木曽川は船の渡しだったようだ。今も、水量多く、水深の深そうな大河だ。どんな渡しだったろうかと思う。

 「木曽のかけはし。太田でわたし。碓氷峠でなくばよい」と歌われたそうだ。

 伏見宿。何もなし。本陣の跡の立派な石碑があった。

 名鉄御嵩駅から電車に乗った。

 

 

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