19 太子町 孝徳天皇陵 歴史資料館 竹内峠 竹内集落 綿引塚     大坂 奈良

18km       2007/03/18

低い山登り・峠越えへ


 

 10時、近鉄上ノ太子駅から歩き出した。

 駅は駅員の居ない駅であったが、古い街道沿いの集落と新興住宅地の町だった。不思議な町。

 駅前に竹内街道記念道標があった。

 このあたりは、河内飛鳥の本拠地で5世紀末に百済の王が住み着き、古代日本文化の故郷。

 ここを通る竹内街道は、日本の最初の官道、シルクロードの東端、という。

 もともとは、二上山の石器の材料、サヌカイトの為の道だったという。

 サヌカイトは、矢尻などに加工された。

 奈良から都が出て行くと、伊勢参り、西国巡礼、商売の道になった。関西線の開通まで使われ、今は、国道166号。

 聖徳太子の墓もある。

 太子町の竹内街道。
 太子町の竹内街道。古い町並み。
 餅屋橋の石碑。
 孝徳天皇陵。鳥居の向こうに、小高い丘、土盛りがあった。

 「うぐいすの陵(みささぎ)」の名で枕草子に紹介されている美しい古墳である。

 太子町の竹内街道歴史資料館。入館料200円。
 道の駅。

 あかねこ餅が昼飯。

 いよいよ峠が近い。

 河内国山田郷 役行者遺跡。

 竹内峠。

 

 うぐいすの関として有名だったと、説明があった。

 我おもふこころもつきず行く春を越さでもとめよ鶯の関 

竹内街道と竹内集落。
 竹内街道と竹内集落。

 このような建物を大和棟というのかな。

 綿引塚。芭蕉旧跡。

 わた弓や琵琶になぐさむ竹のおく 芭蕉 のざらし紀行

 

 

 少し遅くなったので、京都のラーメンは止めるつもりだったが、駅に着けば、腹が減りラーメン食いに行ってしまった。東海道線の電車乗り継ぎして、帰った。久し振りに、家に着いたのは 、夜9時だった。「風林火山」を見損なう。

以    上  TOPへ戻る