2 猿投山   愛知

1998/06/07 作成 2003/08/12

低い山登り・峠越えへ


 

 豊田市と瀬戸市の間にある猿投山へ出かけた。豊田市からバスに乗り猿投神社前で降り、猿投山を越え、赤津バス停から瀬戸駅までバスに乗る予定だ。
 豊田市へは、名鉄で出た。バスの時間を間違え、1時間近くロスが出た。バスの本数が少ないので、バスは要注意だ。
 猿投神社お参り。景行天皇の第一子の大碓命(おおうすのみこと)が神さんだ。熱田神宮の祭神である日本武尊(やまとたけるのみこと)と双子でありながら、武尊のように東征を好まず、美濃の国に領地を与えられ定着。大碓命はある時、猿投山で毒蛇にかまれたことで、命を落としたといわれています。山麓にある本社、頂上付近の東の宮、西の宮の三社を総称して猿投三社大明神と言う。

 左鎌の奉納が盛ん。 大碓命がこの地方を開拓された御神徳を慕い、古来より左鎌を奉納して諸願成就を祈願する特殊な信仰があった。左鎌なのは大碓命が左利きであった為という。

 トロミル水車の復元あり。陶土は、サバ土をすり潰して作るが、その動力として使った。トロミルの意味は不明。

 黒雲母花崗岩(猿投型)の深層風化 花崗岩は堅くて美しいが、この辺りのように広範囲に深く脆くなっている場合がある。風化物は、マサ、サバ土と言われている。と説明があった。

 御門(みかど)杉の横を登る。いよいよ、山道。
 1時間半ほどで東の宮の鳥居を過ぎ、あと、30分ほどで境内に。お参りする。西の宮は寄らなかった。
 40分ほどで、猿投山の三角点に到達。標高696m。

 尾根道を下る。1時間強で林道に出た。

 雲興寺お参り。曹洞宗のお寺さん。600年ほど前の創建。泥棒除けの御利益があるそうだ。
 名鉄バスの車庫がある、赤津バス停まで行き、バスに乗り、名鉄瀬戸駅に出た。
 

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