1 二上山 大津皇子墓 岩屋 祐泉寺 傘堂 石光寺 当麻寺  奈良

1997/04/27 作成 2003/07/28

低い山登り・峠越えへ


 

 二上山に登る。近鉄二上神社口駅から歩く。
 10分程で登り口。1時間ほどで標高517m雄岳山頂着。見晴らしは効かない。大津皇子墓。無実の罪で殺された、天武天皇の子だ。陵でなく墓だった。
 葛木二上(かつらぎふたかみ)神社お参り。
 尾根道を下り、又登って標高474mの雌岳頂上に到着。見晴らしの良い場所だった。
 岩屋岩窟へ向かう。急な下り道。奈良時代の寺院跡との事。
 大池当たりから、二上山を見る。左が雌岳、右が雄岳。
 傘堂。ここの仏様である傘阿弥陀を拝めば「天寿を全う、ぽっくりと死ぬ」と言う、ぽっくり信仰がある。
 石光寺お参り。役行者の創建と言う。
 ボタンの美しいお寺。
 この寺も中将姫ゆかりの寺で、境内に蓮糸曼陀羅の糸を染めたという井戸がある。「染寺」とも呼ばれる。糸掛けの桜もあった。

  石光寺から当麻寺への道の脇に「中将姫の墓」の石碑がある。「中将姫墓塔石像十三重石塔。花崗岩製。初重には四方仏をまつり、細部に縁取りをした、鎌倉期の様式」と言う。鎌倉時代の作とされる。

 当麻寺お参り。芭蕉の句碑あり。

     「僧朝顔 幾死返る 法の松」  芭蕉

 

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