9 宮路山 五井山    愛知

 17km      2000/01/04 作成 2003/08/19

低い山登り・峠越えへ


 

 名鉄赤坂駅から歩く。電車で、私より年上のご婦人と仲良くなり、一緒に、普通しか止まらない無人駅の赤坂駅を降りた。在所の赤坂で、4姉妹が集まり、大橋屋(赤坂宿の昔からの旅館料理屋)で食事をすると嬉しそうだった。駅には姉妹の1人が出迎えていた。私らは、楽しい食事をするから、貴方は、山を満喫して来いとケツを叩かれた。女2人になると2倍以上に強くなる。
 「宮路山登山口」の道標がある所まで歩く。駅から10分もかからない。暫く、舗装道路を行く。やがて山道に入る。
 登山道には、草木の説明が詳しくあり、実物がそこにあった。錦木。
 山吹。
 車で来た時の駐車場からの道との合流点に到達。ここから少し急な登りとなり、ジグザグに登る。

 「宮路古道切り通し」の看板あり。更級日記にも書かれている。谷の道である東海道が出来て「宮路越え」は廃れた。江戸以前は、東海道の藤川から赤坂の谷の道が通れなかった(川の出水で荒れていた)ので、山に入り「宮路越え」をした。

 ここは、ドウダンツツジの群生地で、数千本が自生しているとの事。
 宮路山山頂到着。所要時間1.5時間。標高361m。最後の10m位が岩場で手すりがあった。「宮路山聖跡」の碑は、持統天皇がこの辺りに来ている事を記念した物。陸路でなく海路だったと言う説もあるらしい。
 蒲郡の町と三河湾が綺麗だ。
 尾根道を西に、五井山に向かう。2,3人の歩きの人に会う。正月で、静かな日のため、登山日和。

 人の歩いている緩やかな尾根道を1.5時間ほどで、五井山山頂に到達。無線等があり。三等三角点454m。

 蒲郡の町を見ながら、昼食にした。帰りは元来た道を戻った。
 

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